11月のご挨拶2020.11.2(月)
全日本私立幼稚園連合会の機関誌「私幼時報(2016版)」の表紙に、幼稚園は子どもが初めて出会う学校です、と書かれています。
本園は、幼保連携型認定子ども園です。
幼保連携とは、文部科学省管轄の幼稚園と厚生労働省管轄の保育園が、内閣府で一元化されてできた保育教育機関です。
従って本園では、両方の良い点を連携して、保育活動と教育活動を進めています。
日常の活動(遊びを基本とした学び)を幼保連携型認定こども園教育・保育要領に準拠して行っています。
時々、他園の方や教育実習生の学生さんから、「この園は学校みたいだ。」と言われることもありますが、標題の機関誌のとおり『初めて出会う学校』なのです。
ですから、運動会で行ったマット・鉄棒運動・跳び箱・平均台では、ロイター板上の跳躍・踏み切る足・手をつく位置など、運動調整力が園児の運動感覚回路の活性化、心身の健全な発達をはかるうえで重要です。
これらを毎日の体育ローテーションで培い、脳への豊かな刺激を与え脳幹を鍛えるなど、京都きらら幼稚園ではレディネス(土台となる準備体験学習)として行っているのです。
本年度は全園児ではなく、それぞれの学年を詳しく見ることができたと思います。来年度は、本年度の貴重な体験を活かし一層発展的で充実した運動会を実施したいと思います。
園長 松本 浩二