京都きらら幼稚園|学校法人雲母学園 認定こども園

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1月のご挨拶

2歳児クラス『つぼみ組』 子育て支援事業『あそびにおいでよ!』
 

月別アーカイブ: 2022年1月

1月のご挨拶2022.1.5(水)

新年を迎えての感慨
<新年を迎えるとは>
新年とは令和4年1月~令和4年12月までです。
『お正月』とは年神様で、神様の呼称です。
つまり自然そのものが神であり、特に農耕に関わる神様であり、自然崇拝の総体としての神です。
日本では、宇宙時代に入った21世紀も、お正月には神社にお参りします。
単なる習慣では、と見做すのが普通ですが、お正月に神社で感じる清清しさは私たちの心身に残っています。
2年前の上賀茂神社の権祢宜(ごんねぎ)さんがつくづく言っていました。
『疫病退散(快癒)を祈願する祭事がイベント行事になったので、日本のコロナは終わらない』
先日この権祢宜さんは「最近若い人が真剣にお参りするようになった」そこで私は「日本で異常なまでに欧米と異なり、コロナ感染が減少したのはその為でしょうか?」と聞いたら、「そうだと思う」と言われました。
手洗い・うがい・マスク・自宅自粛・三密防止、どれをとっても欧米のようなロックダウンなくして、国内では後手対応と批判されましたが、ウィズ・コロナ(コロナと共に生きる)が徹底したからだと思います。
私たちは自然との共生で生きてきた、何千年という内在化した精神性を育んできていたのです。
以上から、今年こそ謹賀新年「心を平静に謹んでありがたい年を迎えるかけがえのない年」にしましょう。
今、最も新しい児童観(子ども観)は、<児童神性論>ではなく<科学的児童観>でもなく、「子どもこそ自然である。」ということで、頭と心や精神と身体、発達と障害、社会的格差や平等といった社会科学的分析で、問題と対策としての保育ではなく、私たちの足元にある文化・伝統・精神性で今を全体として習び、再構築してこれから自然と子どもをいつくしみ、育みたいものです。
最近流行りの本に倣い(ならい)、『人新生(ひとしんせい)の「乳幼児教育」』の誕生の年としましょう。

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