9月のごあいさつ2025.8.29(金)
暑い夏、41℃を超える地点が複数でました。暑さと渇水で農作物が育たないというニュースを見て心配していたら、突如、線状降水帯で大雨があり、各地に土砂災害など大きな被害がありました。ここ何年かで明らかに気候は変わってきているようです。
そういう中、安全で健康な生活をする為にはどうすればよいか考え、実行していかなくてはならないので大変です。子どもに必要なのは、睡眠、食事、運動等です。特にこの夏は適度な運動をどのように保障するかは難しかったでしょうね。新学期のスタートに全員が元気な姿を見せてくれることを楽しみにしています。
さて、今月のめあては「番組はえらんで見よう姿勢よく」です。これはテレビのことですが、それよりも今は、デジタルメディア(スマートフォン、タブレット端末)の方が気になります。まだテレビは家族団欒にも寄与する面があったと思いますが、デジタルメディアはより個々です。SNSの問題だけではなくて、使用することでの課題は全て明らかではありません。5年ほど前になりますが、アンデシュ・ハンセン著の「スマホ脳」という本を読み愕然としたことがあります。そもそも乳幼児にデジタルメディアは必要なのでしょうか。
ある民間の教育研究所のアンケートの結果を一部引用したいと思います。デジタルメディアを乳幼児の子どもに使用させている親への質問で、「子どもが使いたがるから」「家事などで手を離せない時に便利だから」「公共の場所で子どもが騒がないようにするため」「子どもが楽しめるから」等の理由が上位にありました。スマホを子守り代わりしていると思われても仕方ありません。また保護者自身の使い方の反省として、「子どもと顔を合わせて話している時にメールやメッセージを送ってしまう」「子どもを遊ばせている時にスマホなど操作して子どもへの注意力が散漫になってしまっている」の項目が挙げられていました。スマホの使用により親子のコミュニケーションが阻害され子どもの生活に悪影響があるのなら、保護者自身も子どもがいる時の使用は見直すべきでしょう。
せっかくご家族が同じ空間で過ごす時間があるのなら、子どもと向き合って色々な話をしてほしいと思います。絵本の読み聞かせもいいですね。子どもたちを良くするためにはご家族の寄り添いに勝るものはありません。保護者の皆様には2学期も引き続き本園の活動にご理解ご協力よろしくお願いします。
園長 豊田 寿美夫
