6月のご挨拶2021.6.1(火)
<これからの時代に求められる能力を育む>(その3)
前回述べましたように、京都府の令和3年度に目指す学びの深化・転換に、“認知能力と非認知能力を一体的に育む”とありました。
今までの認知能力を伸ばす教育は、教え、教え込み、できない子どもは「能力不足」とか「勉強しない」とか評定され、「努力しよう」とか、ひどい時は「落ちこぼれ」と言われることさえありました。
表題の『これからの時代』には、100年以上の歴史を持つ教育観が示しているのです。
「求めるもの」から「求められるもの」に変わることを示しているのです。
つまり、先生が子供に教え込むのではなく、自ら学ぶ子供に育つことを期待して教育しようとしているのです。
早速、この幼少連携に通じる大阪の私塾の教育理念に感心しましたので紹介します。
<効率化の時代に、非効率が価値を生む。>
『受験に必要なものだけを効率よく学ばせない。
遠回りしても、手を焼いても
体験させ、褒めて、体当たりで指導する。
知識より知恵を! 正解より疑問を! 作業ではなく創造を!
時代に振り回されることなく、しっかりとした自己肯定感を持ち、
生きている喜びを感じれる子どもをご家庭と共に育てます。』(以上引用)
園児たちの現在を新型コロナウィルス感染症に振り回されることなく、確かな未来のため保護者の皆様と協力して共に育てましょう。