非認知能力の育成2019.12.24(火)
令和2年が始まろうとしています。9月から赴任した私にとって今日までの4か月はとても期待が充満した日々でした。
保護者の皆さまの理解と協力、子育てに対する自己洞察力に裏打ちされた行動力です。9月に行った「公開保育・入園説明会・祖父母参観」の雰囲気はまさに在園する保護者の『非認知教育力』の発露といってよいものでした。園長と職員がどんな説明をするより、始めて参加する方々が現在通園している保護者の存在によって証(あかし)されていることを察知していたのです。
私はこの「気」に促され励まされ支えられ歩んできました。この皆さま方の「気」力こそ非認知教育実践の原動力だったのです。
言葉で教え込むことが『認知教育』です。『認知教育』は、一言でいえば言葉で恣意的意図的に教え込むものです。昨今の子どもをめぐる問題の根底はすべてこの事実を証明しています。つまり、『認知教育』の限界が露呈しているのです。
『非認知教育』は科学分析的に説明できるものではありません、ただ、この『京都きらら幼稚園』には充満しています。
それは「運動会・作品展・バザー」においても深く感じることができました。一方先日バレーボール大会に行きましたが、OGチームにも在校生チームでも島津アリーナで発揮されていました。これこそこの園の全ての教職員、そして最も大切な子どもたちを育てる『非認知教育』の実態と成果です。私はこの『気の力』をしっかり浴びて生かされ、教職員と皆々様に励まされ来年も精進していきたいと思います。