5月のご挨拶2021.5.6(木)
<これからの時代に求められる能力を育む>(その2)
今の<流行>は何でしょう。京都府教育委員会の「学校教育の重点」から引用します。
令和3年度に目指す学びの深化・転換に主題として“認知能力と非認知能力を一体的にはぐくむ”とあり、この中で目指す学びが提示されています。
(認知能力) … 評価が数値で示すことが可能な能力。例えばテストです。
(非認知能力)… 数値化して示すことが困難とされる能力。例えばコミュニケーショ
ン能力、自尊心、社会性等です。
この2つの能力はどちらも大切なので、一体的にはぐくまなければなりません。
義務教育の目標として掲げられた2つの能力を、0から6歳の乳幼児保育教育で考えれ
ば、当然全て非認知から認知への調和的・漸進的発達へとなるでしょう。
次に、<保育・学習指導の重点>さらに幼児から小・中・高と続く教育課程の中で、幼
児期の教育を取り出して、以下4点を列挙すると
①自発的活動としての遊びの充実
②「聞く」「話す」「伝え合う」体験の充実
③幼児の特性に即した指導の充実
④小学校との円滑な接続があります。
次号から本園の活動内容にいかに組み込まれ実践されているか、IT化の動向を含めて続けます。